POPFileの紹介
会員Webツールでメールフィルタリング設定してもSPAMメールが大量に届いてしまう。
SPAMを防ぐ更なる方法として、ソフトウェア「POPFile」を紹介します。
POPFileはメール受信時にメールを解析して、SPAMと思われるメールを自動的に隔離するソフトです。
昨今、騒がれているSPAMを多少は駆逐することができます。
1.POPFileのダウンロード
POPFileはフリーソフトウェアです。
POPFileの ホームページ
※ダウンロードなどの詳細はこちらに載っています
http://popfile.sourceforge.net/manual/jp/manual.html
以下のサイトからダウンロードしてください。
SourceForge.net Project Filelist(海外のサイト)
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=63137
最新バージョンはPOPFile download page の各パッケージリストの一番上からダウンロードして下さい。
Windowsユーザーは POPFile for Windows と書かれたリストからのダウンロードをおすすめします。
2.POPFileが動いているかのチェック方法
POPFileを以下のいずれかの方法で表示して下さい。
- http://127.0.0.1:8080にアクセス
- スタートメニューから「POPFile User Interface」を選択。(Windowsのみ)
|
POPFile のスクリーンが表示されたなら、POPFileは正常に動いています。
3.POPFileのバケツの作成
POPFile User Interfaceを起動して下さい。
POPFileはバケツに名前をつけてメールを振り分けることができます。
バケツというのはメールソフトにあるフォルダと考えればよいでしょう。
初期状態では
other、personal、spam、work、unclassifiedの5個のバケツができています。
新しいバケツは、バケツ作成のテキストボックスに名前を入力して、
作成ボタンを押すと作成できます。
自分の使いやすいようにカスタマイズしてみましょう。
4.メールソフトの設定
POPFileはメールソフトと連係させないと機能しません。
以下のように設定を変更して下さい。
- メールソフトの POP3 サーバー名を 127.0.0.1 に変更します。
- POP3 ユーザー名を [元の POP3 サーバーアドレス]:[ユーザー名] に変更します。
例:mail.ipc-tokai.or.jp:hogehoge
- パスワードはそのままで大丈夫です。
|
次にメールのフィルターを設定します。
これによって、POPFileがメールの分類を行った後、
メールソフトは適切なフォルダに振り分けます。
メールのフィルター設定例は
こちら
5.POPFileのトレーニング
POPFileは、有効に働くまでしばらく訓練する必要があります。
一番最初はメールを分類しません。
そこでPOPFileが電子メールを間違って分類をする度に、POPFile User Interface上の「履歴」タブを見に行ってください。
POPFile User Interfaceで間違って分類されたメールごとに、右側の列から正しい分類先を選択して、POPFile
の間違いを正してください。
そうすることでPOPFileの効力が上がります。