ブログ. なるものを近頃よく見る事がある.
新しいメディアであるとかの説明もごもっともだが
個人レベルでは日記サイトがすこし進化したようなもの.
そんなブログ.眺めていると,気付くことが一つ.
何行もの空白が文の間(ま)として多用されているのである.
確かに,横書き縦スクロールが基本のWebでは
昔からある表現方法だが,その規模が最近大きくなってきているようだ.
ソースを見ると<br>が20個とか並び,いまどき800x600の画面でみていると
画面真っ白になる瞬間が出現する.
これは,Webであるからこそ成し得た一つ新しい表現方法である.
と思うのである.
従来の文章ならば読み手が考える間,ペースと言うものを
スクロールすると言う作業によって強制的に作り出す.
作り手の意図がより明確に現れると言う点で
文章,絵画と言うよりは,マンガ,音声,映像に近いものと言える.
この手法は,主に笑いの間を取りたいという場面で使われることが多く,
よりエンターテイメントなサイトとすることに成功している例を見かける.
が,そこは玉石混交のインターネット.
本当にその間が必要なのか.スタイルのみにとらわれていないか.
とりあえず改行しておけ,となってはいないか.
駄文なら駄文でそのままにしておけばいいじゃないか,と言う例も見かける.
押し付けの感動は時に嫌悪感を生む.
お笑いだって,文字にしてしまったら面白くなくなることがあるのと同じ.
文章は文章なりの柔軟性が本来の魅力なのである.
どんな表現方法も結局は使い方次第.
むなしく画面をスクロールさせるだけ
無理やり間をあけるだけでは文章として何の魅力も無い.